詩人・その虚像と実像 父−金素雲の場合
説明
詩人・その虚像と実像 父−金素雲の場合
北原綴 Tsuzuru Kitahara
創林社 1986年
初版/first edition カバー/dust jacket カバー切れ、金素雲年譜に赤線引き
B6判 p.212
金素雲(김소운 Kim So Eun キム・ソウン)のご子息である北原綴 氏(本名:武井 遵)からみた、高名な詩人である父親の人物像。
本書にある北原氏の経歴を見ると、バンドマンとしてキャバレーを転々とし、また演歌師として各地を放浪とある。
一方で宝石商や自身の出版社である創林社で絵本を出版しているが、その後、偽札事件または宝石強奪強盗殺人事件により逮捕、無期懲役の判決が出ている。
北原綴の著作に「薔薇館の神々」「美少女奇譚」、また本名の武井遵名義で谷内六郎 挿絵の「木の実ふる町」などがある。